⑨ 駒の足(こまのあし)

「駒の足」は戦国時代、銀山に出入りする商人の荷馬に課した税のことで、地名はそれに由来しています。大都市銀山には各地から多くの荷を積んだ馬や商人が訪れ、さぞかし賑わったことでしょう。

江戸時代には現在の銀山口自治会館の場所に「大森下口番所」が置かれ、銀山や大森に入り込む商人から十歩銀を徴収していました。

十歩一銀の課税対象となる商品は実に多種多様でその数は500品目近くにも及んでいました。番所に詰める銀山附同心は商人が持ち込む商品の品目ごとに税額を徴収する必要があったので結構大変だったようです。

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