② 銀蔵橋(かねくらばし)

銀蔵橋を渡ったところに代官所の「御銀蔵」がありました。そこで、この道を銀蔵小路、橋は銀蔵橋と呼んでいました。

銀蔵小路は熊谷家の横を通っていますが、これは同家が掛屋(かけや)を勤めていたことと関係があるかもしれません。

御銀蔵は銀山で生産された灰吹銀(はいふきぎん)や銀山領の村々から納められる年貢銀(税)、さらに代官所の公文書などを管理・保管した重要な蔵で、銀山附同心が交代で詰めて厳重に番をしていました。

また、「石見銀山絵巻」によると、御銀蔵に付属する施設として「極印所」もあったようです。この施設は灰吹銀を検査し、大坂上納のため銀500匁ごとに和紙で包み、「十貫目」の木箱に入れられ御銀蔵で保管されました。

このほか御銀蔵には町民に火災を知らせる「板木」も設置されていました。

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